2010年10月10日日曜日

海外論文との戦い

宇都野です。
前回、筒井も言っていましたが、スポーツマネジメントの本場は海外であるため、文献は99分英語。
さらに、論文であるため普段目にしない難しい単語も頻出。和訳しても意味の分からない専門用語ばかりです。
辞書とインターネットを駆使しながら文献をレビュー、そしてそれらをレジュメにしていく作業にこの1週間は取られました。
やはり、面倒だ。できることなら日本語読みたい…。
本音です()

でも、何本かレビューをしていくうちに、実証系の論文の読み方が分かってきたんです。
実証系論文はおおよそ
abstract(要約)→はじめに、概要説明→先行研究→先行研究を踏まえたうえでの課題→仮説→リサーチデザイン→検証→結果→conclusion(まとめ)、そしてimplication(示唆)
という流れであると気付いたんです。
このうち、 「abstract(要約)」や「はじめに」、「概要説明」、「先行研究を踏まえたうえでの課題」、「仮説」、「リサーチデザイン」、 「conclusion(まとめ)implication(示唆)」をしっかり抑えればサーベイとしては十分であると思い、論文の節によってメリハリをつけて読めるようになれました。
最初に比べたらスピードも格段に上がり、強いては理解度も増している気がします。

そして、読み進めていく内に、先行研究の中で何度も引用されてるような言葉や主張があることに気付きました。

実際に、
「拮抗した試合が収益をもたらす」って前提をベースに、
「リーグによる収益の均等分配が戦力の均衡をもたらす」
「チームがフランチャイズを置く都市の大きさで戦力の均衡度が変わる」
などがあります。

これが次の一歩に繋がるといいんですけどね。

それでは!

宇都野啓介

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