2010年10月27日水曜日

ドキドキの第1回中間発表

筒井です。
ドキドキの中間発表を本日終えました!()
内容は、これまでの取り組みとして、先行研究のサーベイを行ってきたことを伝えました。そのうえで、先行研究であまり議論されてこなかった視点から私たちはアプローチしていくことを伝えた所、指導教授の井上先生からどのような視点(スター選手の存在)でこれらから進めていけばよいのかのアドバイスを頂くことができました!

次のステップとして、スター選手を定義し、どのくらい所属しているのかを特定するためのデータ打ち込み作業を開始しようと思います。
スター選手を定義するためには、Premier Leagueに所属する全選手の母国での代表出場数、1シーズンの全380試合のスタメンの把握など膨大なデータが必要となりました。(と言うか、そんなデータがどこにあるのか!?)

この作業が報われるかもわからないので、正直気が遠くなっています()
でもやるしかない!と3人で決起をし、渋々と打ち込みを開始したいと思います。

筒井雅博

2010年10月20日水曜日

切り口の発見

壺谷です!
各自が作成したレジュメをもとに、スポーツマネジメント界でどのような議論がなされてきたかを整理、共有を行いました。
どうやら、議論のベースとなる主張は大体同じようで、さらに、引用されている学者名もかなり重複していることに気付く。そこで、各学者の主張をまとめた“statement集”を作りました。
スポーツの研究においては50年前の1956年にRottenbergって学者が「拮抗した試合が観客を惹きつけ、スポーツで収益を上げるためには大切」的なことを主張して以来、
じゃあ、どうやって拮抗した試合を作るのかってことに議論がされてきたみたいなんです。

なにより50年間もこの主張が変わらずに基礎となっていることに驚きですよね。

そんなベースとなる議論を踏まえ、私たちは新しい視点を投げかけました。
NFLみたいな拮抗した試合だけが観客を惹きつけるのではなくて、スター選手の有無も観客の関心に影響を与えるのではないかということです。
だって、我が早稲田のハンカチ王子こと佑ちゃんや、バルセロナのスターであるメッシが出ている試合は誰もが見たいって思いますもん!
実際に、この「スター選手」という案を出すために何度もブレインストーミングを繰り返し、3人出自由に意見を出し合いました。

そして、スター選手がたくさんいる、そして世界のサッカーリーグの中で最も成功していると言われる英国のPremier Leagueを扱うことにしました。
調べたら、Premier Leagueってスポーツリーグの人気を表す放映権料収入ではNFLに次ぐ世界2位にあるんですよね。NFLと異なるもう1つの成功例として扱えたらいいなぁ・・・。

そして、10/25に控えているゼミ内での中間発表に向けて、今まで自分たちが取り組んできたこと、分かったこと、今後の方針を伝えるパワーポイントをこれからつくろうと思います。
中間発表怖いなぁ・・・ボコボコにされなきゃいいけど・・・()

壺谷篤

2010年10月10日日曜日

海外論文との戦い

宇都野です。
前回、筒井も言っていましたが、スポーツマネジメントの本場は海外であるため、文献は99分英語。
さらに、論文であるため普段目にしない難しい単語も頻出。和訳しても意味の分からない専門用語ばかりです。
辞書とインターネットを駆使しながら文献をレビュー、そしてそれらをレジュメにしていく作業にこの1週間は取られました。
やはり、面倒だ。できることなら日本語読みたい…。
本音です()

でも、何本かレビューをしていくうちに、実証系の論文の読み方が分かってきたんです。
実証系論文はおおよそ
abstract(要約)→はじめに、概要説明→先行研究→先行研究を踏まえたうえでの課題→仮説→リサーチデザイン→検証→結果→conclusion(まとめ)、そしてimplication(示唆)
という流れであると気付いたんです。
このうち、 「abstract(要約)」や「はじめに」、「概要説明」、「先行研究を踏まえたうえでの課題」、「仮説」、「リサーチデザイン」、 「conclusion(まとめ)implication(示唆)」をしっかり抑えればサーベイとしては十分であると思い、論文の節によってメリハリをつけて読めるようになれました。
最初に比べたらスピードも格段に上がり、強いては理解度も増している気がします。

そして、読み進めていく内に、先行研究の中で何度も引用されてるような言葉や主張があることに気付きました。

実際に、
「拮抗した試合が収益をもたらす」って前提をベースに、
「リーグによる収益の均等分配が戦力の均衡をもたらす」
「チームがフランチャイズを置く都市の大きさで戦力の均衡度が変わる」
などがあります。

これが次の一歩に繋がるといいんですけどね。

それでは!

宇都野啓介

2010年10月7日木曜日

グループワーク

大きなテーマは決まっているものの、どのような方向で卒業論文を作成、深ぼっていこうか悩んでいます。こんにちは筒井です。
手始めに、NFLを含めたスポーツマネジメントの先行研究ではどのようなことが言われているのかを三人で共有する必要があると考えました。
そこで、最初のタスクとして、まずは先行文献のレビューを各自分担して行ってくること、また、そのレジュメを作成してくることを設定しました。

なんだ、やることは単純じゃん!って思うかもしれませんけど、集めた論文だけで150本近く、しかもほとんどが海外の実証系の英語論文(泣)
どうやってこの論文を集めたかって?
EBSCO」という学術論文を検索できるサイトを使いました。
ここにキーワード(僕たちなら『NFL』など)を打ち込むと、関係する論文がたくさん出てくるのです。
その論文のアブストラクト(要約)が表示されているため、それを読んだ上でこの論文は使えると思う論文をダウンロードして集めて行くんです。
でも、この集める際の勘どころ?が難しいんですよね・・・。
それでも何とかこの論文は読んでおくべきだなという論文を150本近く集めました。

集めて行く際に思ったことが、日本ではあまりビジネスとしてスポーツを捉える研究は進んでいないのかなってことです。
上にも書きましたが、ほとんどが英語論文ですから。

でもよく考えたら、
正直、英語文献なんてほとんど読んだこと無かったし、時間がかかりそうで面倒ですよ・・・(泣)

余談ですが、先日内定式がありました。
あと数ヵ月後には社会人だと考えると、大学最後のアウトプットとしていい卒論を書きあげたいです。
頑張ります!

筒井雅博