2010年12月10日金曜日

再びやってきたデータとの戦い

街がクリスマス色に染まっていくこの時期は変なわくわく感を覚えますね。
こんにちは。宇都野です。
前回の発表から1週間と少し、とにかく可能な限りデータを打ち込み、再整理していました。
その結果5つほどの指標を追加しました。特にデータを作成する、利用するやり方については交流の深い定量系のゼミからの多くのアドバイスなどを頂けました。
慶応義塾大学のゼミにアドバイスを頂きにも行きました!
そして、11月にデータ打ち込みをやっていたので、覚えたショートカットキーやデータ整理の方法を駆使して?、以前より抵抗感なく進めることができました。
少しずつデータ打ち込みの面倒さを克服できていると思います。

これら新しい指標を追加して分析を行いました。
新たに作成した変数は、
「チケット価格」や「人口密度」、「過去5年間の平均勝率」などがあります。
そのうえで、
「○○と××が観客の足に~というふうに影響を及ぼす」
いや違う、「△△が観客に~というような影響を及ぼすんだ」
こんな感じの喧々諤々の議論で様々な変数の関係を考え、コントロール変数の組み合わせを考え続けた10日間でした。

良い結果が出るよう、どの指標を加え、外すかを考えてついに求めていた相関図が完成しました。
戦力の均衡度を表す「対戦チーム間の過去5年間の平均勝率の差」が、
パフォーマンスを表す「スタジアムの満員率」に影響を与えているという関係には、
「チケット価格」、「スター選手の出場率」、そして「人口密度」が影響を与えていることからその3つの変数の影響を控除した上で分析を行うことで、傾きを求めることができました。

関係図を図示したものが以下です。



そしてこの関係を求めることに、苦しんでいた結果が出た勢いからでしょうか、
「結果が出ました!」と、先生のいる研究室に飛び込んでいきました()
そして、この相関図を利用することが決まりました。
次はアウトライン作りです。泣いても笑ってもあと1カ月、走り続けます!

宇都野啓介

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